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絵本2題

ふしぎの国のアリス(POP WORLD)/著:はやの みちよ 絵:ぽっぷ
『へんてこな白ウサギのあとをおいかけて、ふしぎの国にまよいこんだアリス。そこで見つけた、小さなびんのくすりをのむと、アリスの体はきゅーんと小さくなってしまったのです。』
(以上絵本帯より抜粋)

…という紹介文を見て衝動買いした絵本。きゅーんという表現でグッときた。「もえたん」のぽっぷさんのイラストだし、当たりかもしれない!
…で、中身は当然普通の不思議の国のアリス。大きな仔犬とトカゲのビルのシーンはカットされていた。個人的に好きなシーンだったので少し残念。
小さいアリスのイラストも何枚かあったけど、風景に対して小さく描かれているだけなので、巨大な生物などの対比とかを期待すると肩透かしを食らう。小人化や巨大化のシーンももっとじっくり描いてくれれば…でもイラストは本当に綺麗です。
逆に大きなアリスのイラストは2枚しかないが、こちらは巨大感が十分に表現されている「わかっている」描き方。特に裁判中に大きくなるシーンのイラストが良い。GTSファンにはオススメできるか。
このシリーズ、おやゆびひめもあるんだけど買うべきか否か…


カロリーヌの ガリバーりょこう(カロリーヌと ゆかいな8ひき)/作:ピエール・プロブスト 訳:やました はるお
『今日はカロリーヌの誕生日。かわいい8ひきの仲間たちは、『ガリバーのぼうけんりょこう』をプレゼントしました。その本を読むうちに、カロリーヌはガリバーの世界にまぎれこんでしまって…』
(以上絵本帯より抜粋)

この絵本、過去にフランスから出版されていたカロリーヌシリーズという連作物らしい。ただ、調べた限り本作は過去作の焼き直しではなく、完全にオリジナルの話のようである(多分)。
ゆかいな8ひきとは、イヌやネコなどの(人語を解する)カロリーヌの友達のこと。
ガリバー旅行記は主人公が男だし、そもそもで小人や巨人の国を訪れる話だから巨大化も小人化もしていない。大抵の話はsw的要素が薄いのだけど、この絵本はちょっとした例外。以下あらすじ。

『カロリーヌが訪れるのはリリパット国とブロブディングナグ国…ではなく、小さなイヌ達が暮らすちびいぬ国と巨大なネコ達が暮らすでかねこ島。―ちびいぬ国を離れたカロリーヌはでかねこ島についた途端、巨大な白猫と黒猫に釣り上げられて連れ去られてしまいます。その猫達は、ついさっきまで川辺で釣りをしていたゆかいな8ひきの仲間、プフとノワローにそっくり!カロリーヌは巨大な2匹のおもちゃにはなるまいと野菜畑へと逃げ出しますが、たちまち見つかって鳥かごの中に閉じ込められてしまいます…』

というもの。つまり、『いつも一緒に遊んでいる子猫2匹に逆におもちゃにされてしまう』という点がsw的。絵本というのは文や挿絵は少ないけど、書かれている場面を自由に想像できるように作られており、その世界にスッと入り込めるのが魅力。野菜畑を巨大なプフから逃げ回る場面や、ノワローに捕まって鳥かごに入れられる場面は、イラストも相まってなかなか良い。短いながらも秀逸な作品だと思う。
ちなみに挿絵はいわゆる外国の絵なので、先ほどのぽっぷのような日本的萌え要素を期待するのは間違い。いや、かわいいんですけどね、カロリーヌ。
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レイアウトとかあれこれ

前回の更新からだいぶ間が開いてしまいました…
キャプチャーのやり方がようやくわかってきたので、おやゆび姫物語の過去のエントリについてもシーンごとの画像を追加しました。
それとレイアウトを見直し、あらすじが長い場合は感想部をたたむ形式にしました。
見やすくなるといいんだけど。

次回からまた通常の感想文に戻ります。マンガにしようか、絵本にしようか…

おやゆび姫と親指姫 3

おやゆび姫物語

23話「目が覚めたの、ママ」


マーヤたちの旅もいよいよ大詰め。もう少しで南の国の水晶の王子様に会える。そうすれば、ママの目も覚めて、この夢の世界の冒険もおしまい!
でもそれはつまり、一緒に旅をしてきた友達―ずっとついてきてくれた妖精のノーブルと、途中で再開したケロ太ともお別れするということ。友達との旅よりもママともう一度会うことが大事、というマーヤの言葉にショックを受けたケロ太は、思わずどこかへ走り出してしまう。ケロ太がたどり着いた泉のそばで落ち込んでいると、泉から水の妖精と名乗る者が現れる。「この泉の水をその友達が飲めば、あなたと別れずにずっと旅をしたくなるわよ…」

ケロ太はその怪しい妖精―ゾビルが化けていたのだ―の言葉を信じ、マーヤを騙して一人で泉に向かわせることに成功する。泉の水を飲もうとしたマーヤの前に現れたのは、なんと巨大な怪獣!逃げようとしたマーヤを怪獣は片手で捕らえ、そのまま食べようとする。絶体絶命の状況で、マーヤは必死に叫ぶ。「助けて、ママーッ!」
その瞬間、まさに食べられる寸前。現実世界のママの目がうっすらと開き、マーヤの姿が―消えた。


マーヤが次に目が覚めたのは、ギィ、ギィと重い音の響く不思議な空間。目の前に横たわる巨大な影は…自分が大事にしていた人形!?すると重低音の正体は…ママの腰掛けるロッキングチェアーの音!そう、マーヤは現実の世界に帰ってきたのだ!…小さい体のままで。

その頃、へルーラにもまた異変が起こっていた。怪獣に変身していたゾビルが城に戻ると、へルーラの体もぼんやりと透け始めている。そう、へルーラはマーヤのママの悪夢の化身。ママが目覚めてしまうと、その存在も消滅してしまう運命にある。このままではまずい。もう一度、ママには眠ってもらわなくては…

マーヤのママは完全には目覚めてはいないようで、苦しそうにマーヤの名前を呟くばかり。ちゃんと目をさましてあげようとマーヤはママのエプロンを登るが、努力もむなしくマーヤはママに払いのけられてしまう。
落ちた先にあったのは、件の「親指姫」の絵本。その絵本の中から、なんとへルーラがマーヤに話しかけてくる。「もう一度ママをぐっすり眠らせておやり、マーヤ。―お前がママを眠らせないと、ノーブルとケロ太の命は無いよ…!」へルーラがそういうなり、親指姫の絵本が勝手にめくられてゆく。次のページに描かれていたのは、巨大なアリ地獄でもがくノーブルとケロ太の挿絵。「ほら、マーヤに助けを呼ぶんだ!」「誰が呼ぶもんか!マーヤ、絶対に来るなー!」「ママをちゃんと起こせ、マーヤ!」
二人を助けに行くためもう一度ママを眠らせるか?それともこの機会を逃さず完全にママを目覚めさせるか?マーヤに決断のときが迫ってきている…

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おやゆび姫と親指姫 2

おやゆび姫物語

第6話「魔法城のママ」
南の国に向かう道中、マーヤとノーブルは足止めを食らっていた。大雪が降り続き、身動きが取れないのだ。
食事もとれず空腹が募り、二人の仲も険悪になってきたそのとき、遠くから不思議な鈴の音が聞こえてきた。
トナカイの引くそりに乗って現れたのは、マーヤのママを思わせる女性。人の心が読めると話すその女性は自身をゾビルと名乗り、二人を自分の城へ招待すると申し出る。
ゾビルを怪しむノーブルをよそに、二人はそりに乗ってゾビルの城へと連れて行かれる。

魔法城での暮らしは楽しかった。ずっと焦がれていたおいしい食事とふかふかのベッド。
寝るときも一緒のベッドでお話ししてくれるというゾビルを、マーヤは完全に信じきっていた。
一方ノーブルは話が出来すぎていることを訝しがり、ゾビルを信用しようとしない。
さらにノーブルは天井を走る怪しい黒い影を追った先で、ゾビルの不穏な独り言を耳にする。そのことをマーヤに伝えるも、マーヤは逆にゾビルを疑うノーブルを責める始末。
ゾビルを信じ込むマーヤと、疑い続けるノーブル。二人の仲違いは決定的なものとなり、ついにノーブルはマーヤとゾビルに背を向けて不貞寝してしまう。

―次の朝ノーブルが目を覚ますと、そこはなんと外の積もった雪の上!
自分が放り出されたことを知ったノーブルは再び城に入ろうとするも、結界が張られていて近づけない。
大変だ、マーヤが危ない!

一方マーヤは寝ているところをいきなりゾビルに叩き起こされる。
冷酷な眼差しで見下ろすゾビルの姿が邪悪な気配を帯び、姿は徐々に不気味な魔女に変わっていく。
さらにはその大きさまでもがだんだんと巨大に…否、マーヤを取り巻く世界すべてが巨大化している!
「いつまで寝てるんだい!さあ、掃除をするんだよ!」
ゾビルの変貌に衝撃を受けるマーヤ。そしてそのとき、初めてノーブルがいないことに気がつく。
「もうお前はこの城から出られないよ、死ぬまでここで働き続けるんだ!」

ゾビルの言葉は正しかった。城全体に魔法がかかっており、どこへ逃げても元の場所へ戻ってきてしまう。
しぶしぶながら、マーヤは小さな体のまま掃除を始める。ゾビルの手下に邪魔されながら、広大な城を。
掃除が終わったら次は食事の準備。ゾビルに渡された料理書を読みつつ、巨大な食材と格闘しながら、作ったことも無いシチューを大鍋で(というか普通の鍋で)作ろうとする。
…が、小さいマーヤはうまく塩を振ることが出来ず、小瓶ごと塩を投入してしまう。ゾビルが言うには、今日の食事には大切なお客様がお見えになるというけど、大丈夫だろうか…

食事の席に現れたのは、なんと悪の魔女へルーラ!そう、全てはへルーラの罠だったのだ。
ゾビルがまず毒見と称してシチューを口にするが…案の定、ひどい味だったようだ。
だがへルーラはそのシチューをおいしいと賞賛し、おかわりを求めてきた。信じられないといった表情のマーヤに対し、さらにへルーラはとんでもないことを言い出す。
「マーヤ、明日の朝までに私のために100種類の料理を作るのだ。もし1つでもまずかったら、その場でシチュー鍋行きだよ!」

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