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わたしの国のアリス

ふしぎの国のアリス
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アリスはロンドンに住む元気な女の子。ある日、町の骨董屋でステキなシルクハットを買ったのですが、なんとその帽子の中には人の言葉を話すウサギのベニーがいたのです!
すぐにベニーと仲良くなるアリスでしたが、今度はなぜかベニーの叔父さんの白ウサギを追いかけることになってしまいました。
屋敷のそばに開いた穴に飛び込むと、そこに広がっていたのは陽気な住人達が暮らすふしぎの国。
その日を境に、アリスとベニーは現実とふしぎの国をいったりきたり。とっても奇妙な毎日が始まります。


みんなは小さい虫好きかしら?むずむずしてあまり気持ちよくないわよね。
でもあたし、ワンダーランドで虫と同じ大きさになっちゃうの。小さな世界は危険がいっぱい!
次回、ふしぎの国のアリス「キャタピラの忠告」お楽しみにね!

(以上、第10話予告より)

第10話 キャタピラの忠告
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「アリス、薪を少し集めてくれないか?」
はいお父様、とアリスは元気に返事をします。今日は少し寒いから、部屋の暖炉に火をくべるのです。
ところが、集めた薪を暖炉にくべようとしたとき、アリスはなにかに驚いて薪をすべて床にばら撒いてしまいました。
「クモよ!ああ!その枝にクモがいたわ!」
そう、アリスは虫が嫌いなのです。ウサギのベニーはクモに興味津々で、枝の先のクモをじっと眺めています。
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「ベニー、離れておいで!クモにつかまっちゃうわよ!」
まあ、アリスったら。お姉さんのセリアも呆れ顔です。
お母様も、家にいらしていた教授もクモが危なくないことをアリスに教えようとしますが、お話が難しすぎてアリスにはよく分かりません。その脇でお父様が暖炉に薪をくべています。
薪が燃え始めてお父様が暖炉に息を吹き込むと、部屋中に煙があふれ出しました。
あまりにもひどい煙で、まわりがよく見えません。
「ベニーどこにいるの?ベニー?」
もくもくと煙が上がる中で、アリスは足元にいるはずのベニーを探します。
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するとどうでしょう。前触れも無く、アリスの身体が小さくなっていきます。
すこしずつ白い煙が晴れると―そこはおなじみのふしぎの国でした。
近くには大きなキノコがあり、かさの上ではイモムシが水タバコをふかしています。
どうやら、今回はキノコよりも小さくなってしまったようです。

「キミは誰?それから、キミの悩みは何?」
イモムシに話しかけられ、アリスは自己紹介を始めます。
「あたしはアリスよ…少なくともアリスだと思うわ。今日のあたしは本当のあたしじゃないわ。普段はもっとずーっと大きいの!」
「つまり、キミは今の大きさが気に入らない。それがキミの悩みかい?」
「ほかの…よりは大きいようには見えないわ。」
「虫よりもかい。つまり、キミが言いたいのはそういうことかい。」
「えっと、うーん…」
「虫と同じ大きさになると、なにか具合の悪いことでもあるのかい?」

アリスは困ってしまいました。イモムシの前で、虫の悪口を言うのは気が引けます。
「おまえさん、『大きいことがいいこと』って、そう思っているのかい?」
アリスはだんだん分からなくなってきました。イモムシが言っていることが正しいように思えてきたのです。
ですから、どれくらい大きくなりたいのか、と聞かれたときも、分からないと答えてしまいました。
「ふーん。キミの悩みは、キミが混乱しているということだ。はっきりしたらまたおいで。」
それだけ言うと、アリスのお悩み相談は終了してしまいました。
ほかに相談する方がいないと分かると、イモムシは水タバコを強くふかして、そのまま煙の中へと消えていきました。
…ああ、そうだ!悩みはあったのです!はぐれてしまったベニーの居場所を聞きたかったのに!
でも残念。もうキャタピラの姿は影も形もありませんでした。

イモムシがいなくなったのならば仕方がありません。
アリスは、草むらをかき分けて、ベニーを探そうと歩き出しました。
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ところが、いくら歩いてもベニーどころか誰にも会いませんでした。
そもそも、今のアリスは虫ほどの大きさしか無いのです。
一生懸命歩き回ったところで、たいした距離を移動したわけではありません。
すぐに疲れ果てて、近くの小石に座り込んでしまいました。

「おいキミ、気をつけろ!」
突然、アリスは誰かに呼びかけられました。上を見ると、大きな落ち葉がアリスめがけて落ちてきます。
とっさにその声の主―フンコロガシがアリスを突き飛ばさなければ、アリスは落ち葉の下敷きになっていたでしょう。
「ボクはドナルド、フンコロガシだよ。キミは?」
ドナルドは親しげにアリスに話しかけてきますが…アリスは嫌いな虫を相手に上手く自己紹介することができません。それもよりによってフンコロガシだなんて!
「あたしの名前はアリス。うぅ…あ、危ないところを助けてくれてありがとう。」
それでもアリス我慢して、ドナルドと握手をしました。ドナルドはとても紳士的で良い人(?)でしたが、「かみさんが待っている」と言ってそのまま後ろ足でボール(?)を転がしながら自分の巣へと戻っていきました。
命の恩人とはいえ、フンコロガシと握手したままでは耐えられません。
アリスは近くの水たまりで手を洗います。

「多分もうベニーには会えないんだわ。あたしがこんなに小さくなってしまったんだから。ベニーなんか蒸発してしまったんだわ。」
ひとりごとを言いながら手を洗い終えると、水面に誰かの顔が映っています―アリスの大嫌いなクモです!
アリスは叫んで逃げ出しますが、なんとクモのほうもアリスを見て逃げ出してしまいました。
その声を聞いて、草むらからおかあさんグモも出てきます。
「小さな人間がいるんだ!あのブロンドの髪を見て。それにすべすべした肌と青い目を見てよ!」
小さなアリスを怖がるクモに、おかあさんグモは人間が危なくないことを教えようとしています。
「あの子の外観が気味の悪いものだってことはよくわかるけど、でもおまえに害を加えたりしないのよ、ぼうや。」
そんなことを言ってクモの親子がアリスに近づいてきます。どうやら、人間が怖くないことを子グモに教えようとしているみたいです。
それなのにクモが嫌いなアリスは、怖くなって逃げ出してしまいました。
「待って、行かないで!なんにもしないわよ!」

ところが、必死になって逃げた先で見つけた丘からはアリが顔を出します。引き返すとさっきのクモの親子がこちらに近づいてくるし、後ろを振り向くとアリがぞろぞろと出てくるし…もう、イヤ!
アリスはもうパニックになってしまって、必死で草むらを走ります。
それなのに、騒ぎを聞きつけた虫たちがどんどん集まってきて、みんなでアリスを追いかけます。
「走るのを止めてください!ボクたちはあなたに怪我をして欲しくないんだよう!」
一匹のハエがアリスのそばにやってきてそんなことを話しますが、アリスにその言葉を聞く余裕はまったくありません。

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そうこうしているうちに草むらを抜け、開けた場所に出ました。目の前に、一軒の家があります。
「「「その家に入ってはいけないよ!小さな人間さん!!」」」
後ろから追いかけてくる虫達の声には耳を貸さず、アリスは開いていた玄関からその家へと入っていきました…
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家といっても、普通の大きさの人間が住む家です。
アリスはだだっ広い廊下を歩き、台所と思われる部屋へと入りました。
中には女の人が二人と乳母車が見えます。
鍋に向かってコショウを振っている人の足元ではネコが眠っています。
スープはいい匂いがしましたが、さすがにコショウを振りすぎです。コショウが風に乗って、テーブルの足の影に隠れていたアリスのところまで漂ってきました。

「は、はっくしょん!」
コショウで鼻がむずむずしたアリスは、おもわず大きなくしゃみをしてしまいました。
アリスのくしゃみは小さな声でしたが、眠っているネコを起こすには十分でした。
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アリスを見つけたネコはゆっくりと近づいてきて、逃げ出すアリスをあっという間に捕まえてしまいました。
なんとかして逃げようとしても、がっちりと捕まれて身動きができません。
「なにを捕まえたの、キティ。虫かい?キティは小さな虫を捕まえたの?」
ふとっちょなおばさんがこちらに近づいてきます。ネコは自慢げに、おばさんを振り返りました。
「その小さな虫をあたくしに見せておくれ。」
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おばさんの言葉で、ネコはようやくアリスを放してくれました。アリスも一安心です。
「お利口さんねぇ。」

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ところが。おばさんはアリスを見るなり、思いっきり足を振り上げました!!
「虫は嫌いじゃあ!!」
そんなことを叫びながら、足元のアリスを踏み潰し、叩き潰そうとします!
アリスはふとっちょのおばさんに踏み潰されないように必死で逃げ回ります。
でも今度は、料理をしていたおばさんがアリスに向かって鍋を投げつけてきて…
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の~みそコネコネ

とっても!ぷよぷよ 2巻/たちばな真末

宝箱をあけよ! パート1

アルルとカーくんは、冒険(?)の末についに呪文の入った宝箱を見つけた。この村で覚える呪文はこれが、最後!
ところが、この前キキーモラちゃんにとりついていたヘンタイ幼児・デビルくんが邪魔をしてきた!といっても、なにか語りだした隙に宝箱ごと持ち出しちゃったけど…ここにいたってことは、なにか宝箱にイタズラでもしたのかな?

さっそく外で宝箱を開けてみるアルル。わくわくしながら中を見てみると―入っていたのは一回り小さい宝箱!?その宝箱を開けるとさらに小さい宝箱がはいっていて、その中にはさらにさらに小さい宝箱が、その中にはさらにさらにさらに…
「どうした?アルル」
そんなこんなで宝箱を開け続けていたアルルの前に現れたのは、サタンさまとその部下たち。あ、ちょうどいいところに来た!
「ねえ…コレ、あけられない?」
取り出したのは、手の平にちまっと乗るほどの大きさのとっても小さな宝箱。もう小さすぎて、アルルには開けられなくなってしまったのだ。
「オイラが!」「わしが!」「あたしが!」「わたしがーっ!」
ところが、みんな一気に押し寄せたおかげでちっちゃな宝箱は手から転がり落ちて、川に流されちゃった!
ああっ!どこいったか小さすぎてわかんない~!!

「わたしにまかせろ!」
そう言ってサタン様が取り出したのは…ちいさなゾウ?
「こんな時は……われわれも小さくなってさがせばいいのだ!」
「なーるほど!」
さっそく、その「手のりゾウ」に乗り込んで、ナスグレイプよりも小さくなったアルルとサタンさま。小さくなった分、ちっちゃなものも見えるようになったから、いかだに乗って宝箱をいざ追跡!

ところが順調に宝箱に近づいていたとき、冬眠していたのほほが水中から突然現れて、寝ぼけていかだを跳ね上げちゃった!サタンさまの部下とカーくんはなんともなかったけど、小さくなったアルルとサタンさまはそのまま宝箱と一緒に飛ばされていく。スケルトンTがなんとか虫取り網でキャッチしようとするけど、今度はすけとうだらとうろこさかなびとの踊りに巻き込まれて、またしてもどこかへと飛んでってしまう。

そうして落っこちたのは、ふたごのケットシーが過ごすみかん箱の中!
「おもちゃだにゃん!」「おもちゃだにゃん!」
飛んできたアルルとサタンさま、それに宝箱。ネコのケットシーたちには小さなおもちゃとして見られてるみたい。でも二人は、自分たちよりもはるかに大きなネコたちにじゃれつかれ、遊んでいるなんてものじゃないよぉ!
「こら~~、じゃれるな~~!!」「はひゃ~~。」
そんな中、宝箱はケットシーたちがツメで強く弾かれたせいでまたまたどこかへと飛んでいってしまい…

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