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すべてありのままを (R-18)

LOVERS HIGH/御堂明日香
『お兄様のためにがんばる箱入り娘、綾香奮闘記「HONEY SWEET TORMENT」など、禁忌的ながらも明るくコミカルタッチに描かれた初単行本。』(以上、カバー背面あらすじより抜粋)

「Lock,stock,and barrel」

沙也香(さやか)は今、付き合っている同級生・清宙(きよはる)くんに夢中。今日も沙也香はがんばって早起きして清宙くんのためにお弁当を作ってきたのだけど、いざ渡そうとしたときに何故か清宙くんの部活の後輩が邪魔してきた。いや、別に邪魔したわけじゃなく、ただ清宙くんが朝練のときに貸した辞書を返しにきただけなんだけど…どうしても気になる。後輩のコにヤキモチ焼いて、なんだか私どんどん嫌なコになっているみたい…
それはきっと、沙也香のコンプレックスのせい…?それもそのはず、清宙くんは161cmと小柄なのに、沙也香の身長は172cm。あのコ、清宙くんの隣ですごく自然に見えた…

―翌日。学校を休んだ沙也香を心配して清宙が家までお見舞いに行くと、そこには異様な光景が広がっていた。床に脱ぎ散らかされたままの沙也香の服、そして当の本人は喫茶店のウェイトレスの格好で机の上に立っていた―人形ほどの大きさで。
事のあらましはこうだ。自分の高身長に悩む沙也香は昨日帰ってすぐ、天才科学者であるママに「小さくなる薬」を作ってくれるよう頼んでいた。ママをおだてて薬を作って貰ったはいいものの、いざ使ってみると予想以上に効果があり人形サイズまで縮んでしまった。ママもまだ帰ってこないし、仕方なくフィギュアの服を着ていたのだけど…

落ち込む沙也香。それでも清宙くんは可愛いと言ってくれて―そのままスカートをめくってきた!?しかもそれだけに留まらず、清宙くんは片手で人形の服の上から沙也香の胸を弄る。パンツの中に太すぎる指を突っ込んで愛撫され、陰部を直接ザラザラの舌で嘗め回されているうちに沙也香も気持ちよくなっていき、なし崩し的に服をすべて脱いでしまう。そのまま清宙くんの巨大なペニスに全身で跨って…
御堂明日香という名義は成年向け漫画家・小宮祐太 氏の旧ペンネーム…らしいのだが、どういうわけかこの名義で出版されているのは今回取り上げた一冊のみ。この単行本も1998年頃の作品を中心とした短編集であり、最近の小宮祐太名義で描かれているマンガとはずいぶん作風が異なる…ようでいてどことなく当時の雰囲気を残している気がする。洗練されたというべきか。ちなみに女性。女性の方が描いた成年マンガってバックグラウンドを疎かにしないというか、丁寧に作られている印象があります。

今回の話も全15ページと短い作品ながら、起承転結が明確できっちりとストーリーが練られている。まあ、清宙くんがなんの前触れも無く愛撫を始めるのは成年コミックの文法みたいなものだし、あまり気にならない…というか、15ページ中濡れ場が8ページって少ないほうじゃないだろうか。ストーリー展開が超特急で進むもののほうが多いほどなのに。

明日香は縮小した状態で清宙と(擬似的に)セックスするのだが、人形弄りの状態からペニスに跨っての全身コキまでswならではのシチュエーションは一通り揃っている。それもすべて弄られる明日香の視点で進行するのがポイントが高い。短めの作品ながらツボを押さえた秀作。ただ、一般向け(?)の宿命なのか途中(というかあらすじに書いたシーンの後)で元の大きさに戻ってしまう点は残念ではある。元の背の高い沙也香を受け入れて改めて交わる、という着地点があるからこそ作品がキレイにまとまっていることは確かなのだけれど。

以前のエントリ(1/5のやつ)で「長身長女性×低身長男性で女性側が縮小するシチュエーションは珍しくない」という意図の文章を書いたが、これもそのひとつ。コンプレックスを持っているのが女性側の場合、逆に男性のほうはあまりそれを気にせず身長差を受け入れるという状況が多いけど、その点まで一緒。相手よりも背が高いけど中身は乙女、というのも身長差シチュエーションにおけるひとつの要素ではないだろうか。

ちなみに、Lock,stock,and barrelは熟語で一切合財という意味。語源はマスケット銃の各部分すべてという意味から来ており、それに関連してか扉絵もカウボーイ姿の沙也香が銃に腰掛けているものになっている。自分より身長が高いこともワガママな所もすべて含めて大好き、という意味だろう…書いてて恥ずかしいぞ。
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